転職活動をする人は「会社を辞めた人」という色メガネで見られることになる
採用する側には本当の退職理由なんて伝わらない
※コロナ前、というか一年以上前に書いたものです。
今はコロナの影響での退職、転職が増えているのでちょっと変わっているかと思います。
転職活動をしていると、面接で必ず聞かれる退職理由。
今まで100%聞かれます。
事前エントリーや履歴書、職務経歴書にあわせて書いてあったとしても、必ず聞かれます。だったら書かせるなよ。
ですが、どれだけ言葉を尽くしても、詳細に記載したとしても、真意が伝わることはありません。そもそも採用側だって退職理由を真に受けてないからね。
なぜ退職理由をしつこく聞かれるのか?
いちいち説明するまでもありませんが、その人の問題点を探そうとしているのです。
どれだけきれいにまとめた退職理由を作り上げても、そんなこと関係ありません。
採用する側からしたら、「こいつはどんな問題を抱えた人間なのか?」という点を見つけようとしているだけだと思います。
例えば・・・
・会社の命令、上司の命令など業務命令に従わない傾向があるかも?
・人間関係を作るのが下手な可能性があるかも?
・うつだったり精神的なトラブルを抱えているのかも?
例えどんな会社であっても、退職者はその人が悪いから辞めた、という前提なのです。
会社に原因があるとは絶対に考えないのです。
だってそうですよね?
その採用担当の人は在職者。その会社を辞めていった人たちは、在職者からするとその人たちに原因があると思っている。自分は辞めていないし。
会社を辞めて転職活動をする人たちは、多かれ少なかれそういった色眼鏡で見られていると思います。
転職活動は、まずはそこからクリアしていかなければなりません。
これから転職活動を始める人は、第一の関門になると思いますが、個人的には実は一番どうでもいい部分かな、と思います。
そんなことよりも新しい仕事に対する熱意、やる気をアピールするほうがずっと大事だと思います。
無職の私が言うのもなんですけどね。